
「今年こそ赤カビ病でやられたくない」——そう思いながら、防除のタイミングと人手の確保に頭を悩ませている農家さんは多いのではないでしょうか。
赤カビ病は、発生すれば収量·品質の両方に深刻なダメージを与えます。しかも防除の勝負は「開花期のわずか数日」。天候次第でその窓が突然閉じてしまうのが、この病気の厄介なところです。
エーレンズでは、埼玉·群馬を中心にドローンによる農薬散布代行を行っています。スピードと機動力で、その“短い窓”を逃しません。本記事では赤カビ病の基礎知識から防除のポイント、ドローン散布のメリットまでわかりやすく解説します。
小麦の赤カビ病とは?収量·品質への影響を知っておこう
赤カビ病は、フザリウム属のカビ(糸状菌)が引き起こす小麦の主要病害のひとつです。穂が感染すると赤褐色に変色し、粒が萎縮·変形します。見た目の問題だけでなく、カビ毒(デオキシニバレノール:DON)を生成するため、食品安全の観点からも深刻です。

2022年には国内の小麦に対するDON基準値が見直され、より厳格な管理が求められるようになりました。等級落ちや出荷停止につながるケースもあり、農家さんにとって赤カビ病対策は避けて通れない課題となっています。
発生しやすい条件は「開花期前後の高温多湿」。近年の気候変動による降雨パターンの変化もあり、発生リスクは年々高まっています。
防除タイミングの目安——開花期を見逃さないことが鍵
赤カビ病の防除は一般的に、出穂から開花にかけての時期が最も効果的とされています。具体的な散布適期は、気象条件や品種·地域によって異なりますので、農業普及センターや地域の防除暦、JAの指導を参考に、最終判断は各農家さん·農業法人でご確認ください。
ここで重要なのは、「適期に確実に散布できるか」という実行力です。天気予報を見ながら「明日かな、明後日かな」と悩んでいるうちに、降雨で作業できなくなる——そんな経験をされた方も多いはずです。
従来の防除作業が抱える3つの壁

人力や管理機での農薬散布には、現場でよく聞かれる課題があります。
- ①人手不足·高齢化による重労働
散布機を担いでの作業は体力的な負担が大きく、広面積になるほど時間と人手がかかります。後継者不足が深刻な地域では、そもそも散布作業を担える人材の確保が難しくなっています。
- ②広い圃場ほど時間がかかる
10町(約10ha)以上の圃場を管理している農家さん・農業法人では、人力での散布は数日がかりになることも。その間に天候が変化し、適期を逃してしまうリスクが常につきまといます。
- ③開花期の晴れ間を逃すリスク
赤カビ病の防除適期は限られています。雨が続いた後のわずかな晴れ間に、迅速に動けるかどうかが勝負です。
ドローン散布がこれらをまとめて解決します

エーレンズのドローン農薬散布代行なら、この3つの壁をまとめて解消できます。
【スピードで晴れ間をとらえる】
ドローンは1時間あたり最大1~1.5haの散布が可能です(圃場条件による)。広大な圃場でも短時間で対応でき、天候の窓を最大限に活かせます。開花期の限られた好機を逃しません。
【均一かつ正確な散布】
自動航行対応機体を使用し、ムラなく均一に散布します。GPSによる飛行ルート制御で、人力では難しい精度を実現します。
【人手不足·高齢化の問題をカバー】
農家さんが散布作業に関わる必要はありません。申し込みいただければ、エーレンズのスタッフが現地で作業を完結します。
圃場の広さや形状に応じて最適な機体を選定します。また、万が一の際に備え、賠償保険は最大10億円に加入しています。
| 機体名 | 主な用途 | 特徴 |
| AC101connect | 稲·麦 | 軽量で小回りが利く |
| DJI T10 | 稲·麦 | 軽量·自動航行対応 |
| DJI T50 | 稲·麦·ハウス散布 | 大型圃場に有効·自動航行対応 |
料金·サービス内容
| 項目 | 内容 | 備考 |
| 散布料金 | 1反(10a)あたり 1,800円~(税別) | 農薬代は別途 |
| 最低請負面積 | 10町(約10ha)以上 | 以下は要相談 |
| 申し込み期限 | 作業日の2週間前まで | 繁忙期は希望日に添えない場合あり |
| 対応エリア | 埼玉·群馬メイン | 半径30km以上は交通費別途 |
| 荒天時 | 作業延期 | 別日を設定 |
| 賠償保険 | 最大10億円 | 万が一の際も安心 |
実績エリア:埼玉県上里町をはじめ、群馬県·茨城県など関東各地での作業実績があります。
ご依頼前に知っておきたいこと
申し込みから作業までの流れ
ご依頼は作業日の2週間前を目安にご連絡ください。4~5月の繁忙期はご希望の日程に添えない場合がありますので、余裕を持った早めのご相談をお勧めします。なお、最低請負面積は10町(約10ha)からとなっており、それ以下の場合はまずお気軽にご相談ください。状況によって柔軟に対応いたします。
荒天時の対応について
作業当日に荒天となった場合は、安全を優先して作業を延期し、別日を改めて設定いたします。天候に左右される農作業だからこそ、柔軟な日程対応を心がけています。
使用農薬について
農林水産航空協会が認定したドローン散布対応の農薬を使用します。詳細は農林水産航空協会のウェブサイトをご参照ください。
作業完了後の報告について
作業完了後は「作業報告書」をお届けします。作業日時·使用農薬·希釈倍率などを記載した資料で、営農記録や防除台帳としてもご活用いただけます。記録管理が求められる農家さん·農業法人や認定農業者の方にも安心してご利用いただける体制を整えています。

4~5月の繁忙期は、今から準備を
赤カビ病の防除適期は短く、タイミングがすべてです。「依頼しようと思ったら予約が埋まっていた」とならないよう、開花期が近づく前にご相談いただくことをお勧めします。
お問い合わせ·お見積もりはホームページのお問い合わせフォーム、またはLINE公式アカウントよりお気軽にどうぞ。担当者より順次ご返信いたします。
※ビニールハウスへの遮光·遮熱剤塗布もドローンで対応しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
